2025年5月 3日 (土)

「おしん」縁の地へ:銀山温泉

 啼鵬が山形によく行くようになって大分経ちますが、いつかは訪れてみたかった場所、ようやく行く事が出来ました。

Img_9766 NHK連続テレビ小説「おしん」の山形県は銀山温泉。主人公の母親が出稼ぎに行く町。おしんも歩いて母親に会いに行くシーンがありました。

 なかなかの人出ではありましたが、あまりインバウンドが多かった印象は無かったですね。まだ知られていないのかしら。テレビでよく観るこの風景。雪景色だったり、夜景だったりすると、また趣も変わるのでしょう。

 あ、そうそう今回は温泉には浸かる事が出来ませんでした...。

2025年1月 1日 (水)

2025年幕開け

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 今年も自宅で過ごしております。のんびり、ではなく割と忙しく。取り敢えず今月はいくつか本番がありますが、その後はミュージカルの稽古に。スコア、台本を猛勉強しなくてはなりませぬ。

Dsc_0672 ところでテレビ東京が観られる地域の方は、恒例の東急ジルベスターコンサートをご覧になられた方も。今回はVerdiの歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」。かの有名な旋律は、アイーダ・トランペットという写真のような長い楽器を使うのですが、観ていてぶったまげました!

 写真中央の奏者、北村源三先生。1937年生まれの先生は御年87歳! 啼鵬が知る中で現役最高齢の(Classicの)金管楽器奏者ではないかと。日本中にお弟子さんがたっくさんいらっしゃいます。

 そのお弟子さんから伺った話。先生は80歳を超えてもガチのリサイタルをされていますが、「オレ、未だ上手くなっていると思うんだよ」と、そのお弟子さんに話されたそうです。

 あぁ、これですよ。プロフェッショナルとは現状に満足せず、常に高みを目指している。そして長く続けられるのも、そういう信念があるからこそなのかと思いまする。

 年末に凄い刺激を受けました。今年も頑張ります。

2024年10月 6日 (日)

おむすびご当地へ

 先週から始まったNHK連続テレビ小説「おむすび」。やはり福岡に行けばこうして特設会場もありますな。

Img_20241004_222143245 ちなみにココはJR博多駅。ドラマの舞台となっている糸島市は、福岡県の西の端。んま、茨城に置き換えれば、古河市が舞台のドラマのPRを水戸駅でやっているようなもんですか。いや、県の規模が全然違いますがネ。

 まだ始まったばかりですし、栄養士になるというテーマのようですが、半年もやっているドラマなので、途中で変わっていくかも知れませぬ。「てっぱん」がそうでした。

R0018410 ところで学校で部活動の話題が出ているときの1シーン。このケース、もしや我がマックコーポレーションのブランド、J.Michaelでは!? ケースの色や形、恐らく表面はザラザラ。ほぼ間違い無いんですが、肝心のバッジが良く見えませぬ。

 んま、さすがに今から吹部に入って...なんて展開は無いわな。

2024年6月 9日 (日)

うしく de コンサート〜チェロとピアノで映画音楽〜

 ちょっとした御縁のある演奏家さん。お弟子さんを紹介して頂き、現在その子は我がたくみスタジオで作曲のレッスンを。その紹介して下さった方が今回のチェリスト。

Ushikudecon2024 映画愛溢れるおふた方。そう言えばテーホー、最近はちょっと映画とはご無沙汰。あまや座の映画も時折チェックはしているのですが。DVDでは日本のオーケストラを舞台にした映画の金字塔「ここに泉あり」を改めて観ました。

 あぁ、そう言えば同じ会場でちょうど3週間前、映画音楽を演奏していました(2024年5月19日参照)。そのときの演奏曲と被ったりもしていましたが、其れってナニを意味するのか!?

 今回演奏した映画音楽の中で、イチバン新しい映画が2001年の「千と千尋の神隠し」。あとは其れ以前。辛うじて投票で演奏曲を決める候補の中に、「鬼滅の刃」の「炎」がありましたが選ばれなかったので。ちなみに「タンゴ・レッスン」(2016年)の「リベルタンゴ」を「映画音楽」とするのには、かなり抵抗がありますわな。特に我々タンゴ屋からすれば。同じく候補曲だった「糸」然り。やっぱ既存の曲で映画に「使われた」ではなく、映画のために作られた音楽が、狭義の「映画音楽」でしょう。

 「映画音楽」というジャンル、額面通りに受け取れば映画の中で使われた音楽ですが、其れをテーマに演奏会のプログラムを組むとなると、おのずと2000年くらいまでの映画になってしまいまする。アタシが編曲を頼まれたり、実際に演奏したりする曲も、殆どがそう。もちろんゼロではありませんが。う〜む、最近の目立った曲では「海の上のピアニスト」(2020年)の「愛を奏でて」とか。

 まぁ、今後も「映画音楽」と言えば1960年代〜2000年くらいの曲を演奏するんでしょうね。おっと啼鵬の場合はガルデルの「想いの届く日」(1935年)とか、そこら辺からきますか。

2023年3月15日 (水)

リバーサルオケ最終回

 なんだかあっという間でした。1月に始まった「リバーサルオーケストラ」(2023年1月11日参照)。全10話の最終回が無事に。

Reversalsoundtrack そしてサントラ盤も発売。録音はホント、ビビったなぁ。メンバーはほぼNHK交響楽団...。

 こういった専門性の高いドラマは、「その分野に詳しくないと観ていて面白くない」となるといけません。しかし今回は特にClassic音楽に詳しくない方でも、楽しめたドラマだったかと思います。何しろ人が集まればそこには「社会」が出来るワケで、様々な人間模様が生まれます。それは音楽に限らず、どんな分野も同じでしょう。

 ドラマをご覧頂きました視聴者の皆さま、有り難うございました。

2023年2月21日 (火)

リバーサルオーケストラ スペシャルコンサート

 先月から放送が始まった「リバーサルオーケストラ」。ドラマにちなんだコンサートが行われました。主演の門脇麦さん、田中圭さんの他、音楽担当をしている清塚信也氏、そしてドラマには児玉交響楽団として出演している、神奈川フィルハーモニー管弦楽団

Img_1334  ま、言ってみれば啼鵬はオマケ中のオマケではあるものの、ゲスト・コンダクターとして、劇中で使われている「玉響カンタービレ」を清塚氏と披露。最後のフォト・タイムにもちゃっかり。

 お忙しい中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。Img_20230221_203035878

2023年1月11日 (水)

リバーサルオーケストラ放送開始

 ついに始まりました。

Reversalasa 今朝の朝日新聞朝刊を観たら、ピックアップされて記事に。実は雑誌でも紹介されていて、取り分け弦楽器愛好家の雑誌では大々的に。

 まぁ、記事からも読み取れるように、オーケストラや吹奏楽など、人が集まればそこには社会が出来るので、様々な事が起こります。これまで啼鵬も、オーケストラを舞台にした映像作品にも関わったりしましたが、ネタには事欠きませぬ。

 初回放送でいきなり、主演の門脇麦さんの演奏シーンがありましたが、プロ、アマ問わず弦楽器を演奏される方、「ウィリアム・テル序曲」では度肝を抜かれたかと。あの弓のハネる奏法、ただでさえ難しいのですが、あんなに楽しそうに!

Img_5171 さて、啼鵬は清塚信也氏と共に音楽担当をさせて頂きましたが、編曲と指揮を。メンバーはほぼN響の最強サウンド! ドラマの今後の展開も楽しみです。

2022年11月29日 (火)

久しぶりのスタジオ仕事は指揮

 スタジオでの仕事は当然、録音ですが、思い返せば最後にスタジオに入ったのはいつだったか...。

Img_20221129_194525936 まぁ、編曲をしたので立ち会った、というのは数ヶ月前にあったのですが、今回は何と小編成オケの指揮。う~む、これも大分久しぶりだな。これまでにもスタジオでの指揮は何度もやっておりますが、久しぶりな上に、スゴ腕ミュージシャン達のオケなので、プレッシャーが...。

 それでも無事終わりました。この仕事は後ほどご報告致します。

2022年4月 8日 (金)

カムカムエヴリバディ最終回

 今回の朝ドラほど、最終回に「いろいろあった」ドラマはないかと。あのハナシ、そこでつながるんだ!みたいな感じで、様々な点と線がつながりました。

Comecomesound 中でも一番話題をさらったのは、恐らく徳井優さん演じる、いっちゃんの旦那さん! 以前出たときには、クリーニング屋さんに言いがかりを。何故同じ役者さん?

 啼鵬的には徳井さん、「おぉ!ここでも!!」って感じです。実はアタシの関わった映画やドラマ。徳井さんが出演していらっしゃる率が高く、映画では「楽隊のうさぎ」、「JAZZ爺MEN」。ドラマだとBS時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」など、何か運命の糸!?

 ちなみにサントラに収録されている曲ではテーホー、MandolinとAccordionを。

2022年2月22日 (火)

MONK/MONK IN EUROPE

 今月初めに映画を観に行ったときに(2022年2月1日参照)、予告編をやっていて、こりゃ絶対観なきゃ!と思っていました。

Monkmovie Jazz史上、最も個性的なアーティストと言って良いでしょう。Thelonious Monk。今年没後40年を迎えます。映画としては2本立て。

 実は想像していた映画とは違いました。この方、天才の例に漏れず、蛮行奇行が目立った人だったので、そういう面がクローズアップされるのかなと。全然違いました。当然メインは彼の演奏。

 Monkを初めて知ったのは中学生のときでしたが、そのときはサイドメンとしての演奏。しばらくしてリーダー・アルバム「Brilliant Corners」を買ったのですが、当時のテーホー、そのアルバムを理解するには若すぎました。Jazzもほんの氷山の一角しか知らなかった時代。

 あれから何十年も経つと、Monkの魅力が心に突き刺さるようです。この映画、ドキュメンタリーと言うより、単に彼に関する映像を綴っただけ、と言えばそれまでなのですが、それで十分で、Monkの魅力をこの2本の映画が全て物語っていると言っても良いかと。

 そして改めて、水野晴郎さんじゃありませんが、「いやぁ、映画って本当にイイもんですねぇ」。こういった映像、DVDでも発売されれば自宅でも簡単に観られるかも知れませんが、「価値」とはそういうものではありませぬ。映画館で観るからイイのです。またこのあまや座。サイズ感と言い、啼鵬好み。もちろん大勢で観るのも良いですが、何かイイものを、分かり合える仲間同士で共有しているような、そんな空間。

 今後も上映作品に期待します。

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