2025年7月12日 (土)

中川昌三カルテット ナントジャラム

 前回聴いたのも大分前の話(2017年12月20日参照)。そうか、コロナ禍を挟んでいるんだ。今回はBassの西嶋徹君も参加するとあれば、聞き逃すワケにゃいかない。

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 あぁ、中川先生も齢八十に手が届くというのに、前回同様全く衰え知らず。見た目も。

 そしてバンドのメンバー、今回も親子ほど違う世代! しかも聞けば自らの足でもってまず大泉学園までライブに出かけ(どうやらin F)、これなら!という具合にバンドに誘う。まるで若手が一緒にやる仲間を探すかのよう。

 今回先生と西嶋君以外の演奏家は啼鵬、聴くのが初めて。お名前は方々でお見かけしておりましたが。いやはやこれがもぅ、聴いていて嬉しくなってしまうようなプレイ。間近で聴けて、音そのものはもとより、其れに込められたメッセージも伝わってきました。

 ところで大学でも長く教鞭を執られていた先生。門下生とか、誰か友達も来ているかなと何となく予想していましたが、案の定卒業以来の再会も。

Img_20250712_184224445_hdr ご自身のライブは年に2~3回しかと仰っていた先生。貴重な演奏を聴かせて頂きました。スッゴく元気も頂いたので、啼鵬も当分は頑張れるかしらね。有り難うございました。

2025年7月 7日 (月)

Circle A Sax!! 6th Concert 〜たなばた de 会いま SHOW!!〜

 彼らの演奏を聴くのは2回目。前回は昨年2月で、Blogの記事にはありませんが、啼鵬スコアのHolst「第一組曲」を演奏して頂きました。

Circleasax6  今回は冒頭の酒井格作品から度肝を抜かれました。お恥ずかしながら原曲は存じ上げませんが、其れを想像させるに十分な色彩感をもった編曲。そして中低域の重厚さからくるメリハリのある演奏。明らかに前回の印象とは違うものを受けました。

 その中低域。小編成の演奏を聴いたときに確信しましたが、中核を成したのはTenorの小松崎美沙さんと、Baritoneの平賀美樹さん。この2人の最強サウンドが合奏全体を誘発していたに違いないかと。

 それにしてもアタシはご両人、FigurOtto Vociでご一緒させて頂きましたが、そのときには見せなかった別の姿。んま、当然職業演奏家ともなれば、どこへ行っても我が道を行く同じ演奏!ってワケにはいきませぬ。加わるアンサンブルによっては豹変する事もしばしば。アタシも。

 も1つ特筆事項と言えば、神保佳祐氏の筆によるHolst「木星」。先の酒井作品同様、様々な楽器の集合体である原曲を、単一楽器の合奏でここまで再現させるのは至難の業。一昔前のオケ編曲モノと言えば、単なるコピー&ペーストで済ませた、「やってみました」感満載のスコアばかり。それらとは一線を画す素晴らしいサウンドで、同じスコアラーとしてはため息モノでしたわ。これは専門奏者ならではの仕事。ポイントは...と、ここでタネを明かす事もないかネ。

 啼鵬スコアと言えば、MCでは触れていませんでしたが、今年生誕150年を迎えるRavelの「Ma Mere l'Oye」。あぁ、これも前世紀に書いたもの。啼鵬がタクトをとった演奏以外では、洗足学園のSaxcherzetがやって下さったくらいか。冨岡和男先生(2025年4月8日参照)に「最初の音、高くて出しにくいんだヨ!」とか言われたっけな。久しぶりの再演。有り難うございました。

 彼らの演奏を聴くと、当然お師匠さんの新井靖志さんを思い出すワケですが、こうして門下生が集って、先生の遺志を引き継いでいく。これが本来の師弟関係なのでしょうけど、なかなか出来る事ではありませぬ。新井さんかぁ。啼鵬も思い出があるな。いつか語りましょう。

 ところでこの楽団はすんなり客を帰してくれないのか、アンコール最後に演奏されたメンバーのオリジナル作品。これが作曲家的には本日のショーゲキ作。いろいろな事を問題提起。大袈裟な事を言えば音楽とはなんぞや?生きるってなんなんだ!ってなところまで考えさせられ、この記事を書いている今も、答えが出ませぬ。

 やってくれるなぁ。山浦雅也氏、そういうセンスの持ち主だったんだ。接触無いんで知らんケド。一字違いの山下雅也さんの事は知ってるんですがネ。

 1曲終わる毎に張り詰めた緊張が緩むのが、目に見えたような会場の雰囲気。有り難うございました。

2025年7月 5日 (土)

筑西市誕生20周年記念S.C.E.ファミリーコンサート

 ふとした事で思い出して訪れた演奏会。昔共演したSocius Clarinet Ensemble。その共演も大分前ですが(2016年1月31日参照)。

Dsc_0902 冠にある筑西市誕生20周年。あぁ、もうそんなんなりますか。深キョンの「下妻物語」や下妻二高の甲子園出場等で、下妻市が合併から離脱したのも懐かしいハナシ。

 今回啼鵬は複雑な思いで演奏を聴いておりました。そもそもこの演奏会の開催を調べて赴いたのは、このグループの座付き作家、佐川光一朗さんが亡くなられた事を知ったからです。それも全く違うスジから。

 もう追悼演奏会は2年前に。なので彼女らの中では通常の活動になっているのでしょけど、啼鵬にとってはどの曲を聴いても、佐川さんが書いたスコアなのか、と思うだけで涙が溢れてくるのですが、残念ながら編曲者のクレジットが全く無く、かと言って聴いただけで佐川譜面かどうか分かる!ほどアタシも彼を知らない。

 我々スコアラーは楽譜を通じて演奏者、そして聴衆とつながります。それは死んだ後、何百年経っても。現に300年も前に書かれたBachの譜面を、楽器を始めたばかりの子どもから、円熟したプロ奏者までが弾く。もっと言えば、その楽譜に全てを込めるわけで、スラーの線1本、スタッカートの点1つにも重要な意味があります。何故付けたのか、何故付けなかったのか、楽譜は読み込めば読み込むほど、新たな発見があります。

 Sociusの皆さんは、今後も佐川さんの楽譜を吹き続けると思いますが、恐らくこれからも楽譜から新たなメッセージを受け取ることでしょう。

2025年6月20日 (金)

つくばサロンコンサート Vol.9(6/20 夜の部)

 そう言えば山田圭子さんのViolinを聴くのは初めて。いつもViolaでしたので。啼鵬のスコアを弾いて下さったときも、大昔Brahmsのソナタを聴いたときも。

 そのBrahmsで言えばClarinetもViolaもたしなむ啼鵬。Clarinet SonataをViolaで弾く事には否定的で、根本的に違う結果を生むんだから、音域が同じとかいう理由で弾くなど、けしからん!と思っていたのが、山田さんの演奏を聴いて「そうだよ、こうやって弾けばイイんじゃん」などと、上から目線で、勝手な物言い。

Tsukubasalon9 そして今回。ある意味、前述の事を何故納得したのかが分かった演奏会でした。もう最初の曲から心が溶けました。自分でも何度も伴奏し、耳タコどころのハナシじゃない曲でしたが、何だろ、つまるところ音色ですか。

 最近はチョー上手い若者の演奏を聴く機会が多く、彼らには決して出すことの出来ない、其の人ならではの音色、とでも言いましょうか。もしそのような音色で弦楽器を奏でる若者がいたら「キミ、人生ナニがあったんだネ?」なんて聞きたくなるような...。

 う〜む、其れが何なのか。今回はウィーンに関わる作曲家が多かったので、ウィーン風ってことですか。かつてアルゲリッチがグルダの門を叩いたときに教わりたかったこと。いや、山田さんはドイツ、フランクフルトだしなぁ。

 音色って、人に習って出せるようになるものではなく、其の人の持っているイメージ。追求した結果。つまりは山田さんのキャラクターがにじみ出た音色なのか。兎に角今回、ポピュラーな曲から玄人好みの曲まで、彼女の紡ぎ出す音色でもって、1つ1つのフレーズが心にしみてきやした。アタシも年をとった証拠ですかネ。

 またPianoの加藤真矢子さん。初めて聴かせて頂きましたが、Soloも伴奏も素晴らしい。経歴を拝見すれば明記はされていませんが、当然Piano専攻なのでしょう。作曲科出身ピアニストでない伴奏者で、ここまでバランスの良い演奏を聴かせて下さったのは、稀有なことです。パワーで押さない山田さんの演奏に、絶妙なバランスで寄り添えるのは、相当研ぎ澄まされた感覚をお持ちかと。

 素晴らしい演奏、有り難うございました。

2025年6月 6日 (金)

シリーズ楽興の時 I:シューベルト《冬の旅》Op.89

 思えば名曲「冬の旅」をちゃんと聴いた事はありませなんだ。歌では。そう、歌でなければBaritone Saxophoneで。栃尾克樹さんの名盤があって、Pianoは高橋悠治さん。アタシのラジオ番組「限りなく啼鵬の音楽全集」でも取り上げました。

Fuyunotabi2025 今回は本家。歌われたのは鈴木優さん。啼鵬も随分前からお名前は。何しろ地元では有名人なので。

 鈴木さんも正直に仰っていましたが、Hermann PreyやFischer-Dieskauを聴いても寝てしまったと。三十路に入ってドイツに留学され、ドイツ語の中で生活されて、ようやく取り組む気になり、博士論文は「冬の旅」で。

 まぁ、声楽博士ですらそうなのですから、ドイツ語が全く分からないテーホーが理解出来るワケがない。声楽曲の本質的な部分はね。聴きながら訳を眺めるとか、そういうもんでも無いでしょ。

 それでも会場はデッドなノバ小ホールだったので、かえって鈴木さんの歌声が、まるで我々に話しかけるような雰囲気で伝わってきました。残響の良いホールとは全く別な味わい。

 今回のトピックスとしては、鈴木さんのレクチャー。山ほどあるSchubertの歌曲の、有名曲をほんのチョットしか知らないような啼鵬にも分かりやすく、本質的な部分を解説して下さいました。これは我々Tango屋がPiazzollaを知ったかぶりして語るのとは次元の違う話し。何しろ博士ですので。なんなら講義を受けたいくらいですわ。

 作曲家として「冬の旅」を考えたときに、歌曲としての魅力はもちろん、器楽で奏したときにも、単に美しい旋律だとか、よく出来た曲だとか、そういう部分を超越している領域があって、奏した楽器特有の部分を出しつつも、明らかに「冬の旅」の大事な部分を伝えている。なので、ドイツ語の分からない啼鵬でも、栃尾さんと高橋悠治さんの演奏で、その魅力を知る事が出来るのだと。んま、それは御二方が「楽器演奏家」という範疇を越えてるからなんですが。

 「冬の旅」、次に聴くときはどなたの歌か、器楽か。

2025年5月22日 (木)

村田淳一 & 由井平太 Saxophone Duo Recital

 実のところお二方とも存じ上げず、Pianoの深沢雅美さんがご出演、という事でチケットを購入。皆さん長野県出身や在住で縁のある方達。チラシには出演者のオリジナル作品が掲載されていたので、其れは楽しみでした。

Muratayui2025

 果たしてこのリサイタル、前半から度肝を抜かれました。取り分け啼鵬の心を奪ったのは、村田さんSoloのVincent David作曲「Pulse」。多用されている特殊奏法をものともせず、まるでご自身の言葉を話すかのような語り口。モンゴルのホーミーのような効果を狙った奏法があったり、最も盛り上がる部分では、通常の音域の音に加え、フラジオレットと呼ばれる音域外の高い音、更に低音のスラップ・タンギングでもって、まるで3人の奏者が同居しているような世界。初めて聴いた曲ですが、Saxophoneの無伴奏Soloでここまで感動したのは、亡くなった原博巳君が演奏したLuciano Berioの「Sequenza VIIb」以来かな。もう30年近く前の演奏ですが。

 前半でかなりコンテンポラリーな音楽を聴いたので、後半、長生淳先生の作品がかえって古典的に聞こえた程でしたが、相変わらず色彩感豊かな長生作品。マーブリングやグラディエーション、はたまたスパッと切り替わるこの色の流れとでも言いましょうか。3人の奏者が隅々まで表現されていて、長生作品を演奏した事のある啼鵬としては、参りました!という感じ。

 そしてメイン・プロの村田さんの作品。このロマンチックでドラマチックな作品を、言葉で伝えるには啼鵬、語彙が少なすぎて恥ずかしい限り。曲が進むにつれて、どのような展開になっていくのかワクワクさせるだけでなく、聞き手がどことなく求めている音にもありつける。雄弁な作品でした。

 深沢さんのPianoは、傳田高廣さんのところで体感していますが、今回もSchumann「Adagio und Allegro」など、啼鵬も弾いた事がある曲を聴くと、「あぁ、正解はこうだよな」とため息が出るような演奏。更にアンコール曲では「あのPiano、あんな音色出せるのか」と、深沢さんの音色にうっとり。恐らくアタシも何度か弾いている楽器(2023年2月6日参照)。やっぱ本職が弾くと違うなぁ。

 今回は深沢さんとのご縁で聴きに行きましたが、其れが無かったら逃していた演奏会。あぁ、1997年に長野市でBandoneon教室を開講して以来、北信から南信まで、何人もの凄い長野県人に出会ってきましたが、また出会いました。こういう逸材が地元で活動、地域文化を支え、育んでいる事を考えると、何と素晴らしいことでしょう。

 素敵な時間を有り難うございました。

2025年5月12日 (月)

どこか抜けてる奴ら

 高校生のグループ展に行って参りました。

Img_20250512_162625406_hdr 茨城県立取手松陽高校美術科の生徒有志での展覧会。学校行事での展覧会と違って、恐らく中には先生のチェックの入っていないものもあるでしょう、皆さんの自由な作品群。なかなか興味深かったです。

 我々音楽で言ったら、有志で学校とは別に演奏会を実施するようなもので、準備やらセッティングが大変でしたでしょう。高校生のうちから、そうやって色々経験するのはとても素晴らしい事です。

 皆さんの将来が楽しみです。

2025年4月30日 (水)

PIW THE MUSICAL The Best of BROADWAY

 以前にも関わったアイス・ショー(2023年4月30日参照)。今回も少々関わらせて頂きました。んで、横浜公演の千秋楽を観に行ったのですが、前回行ったのは丁度3年前でしたか!

Img_20250430_184241612 いやぁ、相変わらず凄い! 菅野こうめい先生の演出も、先生自身が仰る通り熟成の域。もはや氷上のミュージカル決定版と言って良いでしょう。

 個人的には田中刑事さんかしらね。彼の表現しているものが啼鵬と重なり合う部分を感じ、観ていて涙が溢れてきました。

Img_20250430_183534334 それにしても贅沢なショーです。音楽に特にこだわりのあるこうめい先生は、このショーのために音源を制作。なので啼鵬も関わる事が出来たワケですが、其れって大変なことですよ。録音したメンバーは詳細にクレジットされています。知った名前も何人か。

 素晴らしいショーを有り難うございました。

2025年4月21日 (月)

ホップ・ステップ Vol.61 野辺かれん

 野辺かれんさんの演奏は以前にも聴いております(2022年7月22日参照)。もう3年近く前ですか。

Hopstep61 今回は企画モノ。才能ある若手に演奏の場を、というプロジェクトで十亀正司先生の名で、プログラム冒頭に挨拶文。あぁ、なんと素晴らしい。啼鵬が若かった頃にもあったのかも知れませんが、アタシは才能無かったんで、恩恵にあずかれませなんだ。

 今回のプログラムで啼鵬的に最も興味をそそられたのは、土田英介先生の作品「前奏曲〜クラリネットのための〜」。先生の作品はどこかで聴いた事があったような気もしますが、啼鵬にとってはPiano奏者の印象が強い。そう、ピアノが上手い作曲家列伝の1人ですわ。もちろん大作曲家先生である事も間違いないのですが。

 何しろ曲の7〜8割がClarinetのみで、最後にチョロっとPianoが、それもトレモロのような感じのサラサラ〜と。しかしそのSolo部分を聴いているうちに、Pianoがいつ入るのか、いつ入るのかという欲求が溜まり、曲を聴き終えた後に解説を読むと、何故その欲求が高まったのかを納得。先生には脱帽ですわ。しかも30年以上前の作品。初演は板倉康明先生のようですが、恐らく野辺さんは板倉先生とはまた違った世界を醸し出したのではないでしょうか。取り分け現代モノに取り組む奏者は、90年代と今とでは全く違う印象を受けます。ま、あくまで啼鵬の私見ですが。

 そうそう、Pianoの小澤佳永さん、相変わらずウマッ! 技巧系もさることながら、響きが大事な曲になると、ますます力量を発揮されておりました。

 野辺かれんさん、今後どういう活動をされていくのでしょう。楽しみです。

2025年4月16日 (水)

日本全国桜前線ツアー2025 in 茨城つくば

 ふとしたきっかけで知り合ったトランペット奏者、田尻大喜さん。現在ツアー中で、茨城県はつくば市にいらっしゃるではないですか。せっかくなので聴きに行きました。

Sakurazensen2025 プログラムは多彩。Tangoが入っていたのには驚きましたが、「桃尻大喜」の名で作曲もされる彼は、「人を笑顔にするトランペッター」というキャッチフレーズ。これがもぅ、笑顔どころか、とても元気にしてくれるミュージシャンでした。

 奇しくも今日は、彼の生まれ故郷である熊本県が大地震に見舞われてちょうど9年。被災地に寄せて書かれたオリジナル曲も素晴らしかったですが、ここは敢えて特記事項として「Libertango」を挙げましょう。

 この曲を我々Tango屋という立場から正直言わせてもらうと、表面の格好良さに釣られて演奏している残念なものを、どれだけ多く聴いてきたことでしょう。しかし田尻さんは全く違いました

 当然Trumpetは本来Tangoの楽器ではありませんので、Tangoに近づけるのか、別のものを作り上げるのか。まず伴奏のPianoが素晴らしい。本来この曲の特徴である3-3-2のリズムを少々感じさせながら、Milongaのスタイルも思わせるバッキング。相当なセンスの持ち主が編曲したものと思われます。そこに田尻さんのソフトでありながら、芯の通った音色で歌う。更にアグレッシブな部分もキメる。啼鵬が聴いた本職以外の演奏で、ここまで完成度の高い「Libertango」は記憶にありませぬ。Tangoを離れグローバルなポップスとして成立した成功例として挙げられましょう。

 そう、少し触れましたが、音色。楽器の命とも言える部分ですが、彼のTrumpetの最初の一音を聴いたときに、Flugelhornでもないのに、何故ここまで柔らかな音色が出せるのか!と驚愕。更にそのFlugelを吹いたときには、もはや金管楽器の領域を離れた、究極の管楽器といった印象でした。もちろんテクニックも申し分ないのですが、音色というのは「練習」して出来上がるものではなく、「追求」してたどり着くものです。

Img_20250416_164821126 こんなに素晴らしい演奏が地元で聴けるとはね。久しぶりに出会いました。ずっと聴いていたい音色。おっと、加えておくと、MCもチョー面白い。こりゃ清塚の信サマクラスだわね。

 あぁ、音色も良くて、演奏も素晴らしくて、ハナシも面白くて、彼に悩みはあるのでしょうか? 素晴らしい時間を有り難うございました。

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